白斑被害の9社とその主な症状

カネボウ化粧品以外でも白斑の症状が見られたとして、問題の化粧品は自主回収されました。

問題になった化粧品で自主回収が行われた製品は以下の通りです。

RMK(株式会社エキップ)

スキンチューナー ブライトニング
インテンシブ ブライトニング エッセンス

SUQQU(株式会社エキップ)

ホワイトニング リペア エッセンス
ホワイトニング ローション
ホワイトニング バリア エマルジョン

これらの化粧品に共通することは、ロドデノールが配合されているということになります。

※ロドデノールの成分を開発したのはカネボウなのですが、株式会社エキップというのはカネボウの子会社でいてRMKやSUQQUというブランドを展開しています。

主な症状について

主な症状としては、白く皮膚の色が抜けてしまい、その白斑が顔や首に数箇所出来ているというケースが多いです。
人によっては、カネボウ化粧品と同じく化粧をしても誤魔化しきれないほどの白斑が出来ていますし、かゆみや発疹が治まった後に小さい白斑が数箇所残っているという方もいます。

尚、紫外線を浴びた部分や何種類も重ねて化粧水等を塗っている部分に関しては症状が強くなっているのです。

また、上記以外でロドデノールの方も配合されていない美白化粧品(メーカーは判明していません)に関しても、白斑になったと厚省労働省へ報告があがっているのです。
原因としては、ロドデノールのように今だはっきりしていないのですが、新規物質であったことは間違いないとされています。

そうなると、まだその物質に対しての付き合い方が解っていない状態で化粧品が発売されたということになるのです。

このように、カネボウ化粧品以外やロドデノールが配合されていない一部化粧品によって白斑被害があがっているのですが、どれも美白化粧品によるもので白斑が生じているということになります。

そのため、カネボウ化粧品=白斑被害ということではありませんので、特に美白化粧品は慎重に選ぶ必要があります。

ちなみに、上記のような化粧品の使用を中止したところ多くの方が回復していっていて、中でも使用を中止してから3ヶ月後に回復している方が多いです。
(1年以上経過して回復がみられている方もいます。)

しかしながら、小さくなったり目立たなくなったりはするものの、完全に白斑が消えるまではさらに時間を要してしまうのです。
(現在完治したという方はほぼいないといっても良く、完治させるための治療法も確立されていません。)


白斑被害について

白斑被害といえば、カネボウ化粧品の美白化粧品を使用したことで肌がまだらに白くなってしまう健康被害で、現時点では前回公表された被害者の数よりも増えていて1万5千人を超えているのです。

また、その中で完治または回復をしている人というのが3000人程となっていて、後の1万2000人というのはまだ回復段階ではないということになります。
(カネボウの化粧水、乳液、クリームなど美白化粧品を多く使用した場合に、白斑になる確立が高いといわれて言われています。)

もちろん、今だに被害者は増えていることからさらに人数が増えることは間違いなさそうです。

そのこともあり、カネボウは白斑被害が解決するまでは美白化粧品の販売は再開しないとしています。

※白斑被害を受けて、カネボウは美白化粧品の自主回収を行っていて、この自主回収により56億円損失していて純利益に関しても低下していると報告しています。
ですが、ニュース等では迅速な対応とみせているものの自主回収の報告が遅れていると伝えられているので、もう少し早めの対応があれば被害者が減っている可能性も高いとされているのです。

ここで、カネボウ化粧品以外にも9社の15製品の製品で16人が白斑被害を受けたと厚省労働省が発表していますが、診断を受けていない報告もあるために白斑と製品の関係性があるとは言えない状況となっています。

ちなみに、大阪弁護士会(http://hakuhan.jp/)は上記を受けて被害者を救済するための団体を結成していて、被害者のために説明会や治療や補償といった支援を行っていく模様です。
(参加費:無料/申し込み:不要)

全国の弁護士団体に関しても、補償や交渉などを行っていくとしていて「気軽に相談して欲しい」と話しています。
(事務所によっては、相談料が無料のところもあります。)

※東京都内に住む被害者女性は、カネボウ化粧品に約5000万円の損害賠償(化粧品の代金、治療費、休業補償、慰謝料など)を請求しています。
この女性は、顔や首に白斑が出ていていまだに残ったままとなっています。

終わりに、白斑被害を起こしたカネボウ化粧品について花王の澤田社長は、安心安全を第一にカネボウブランドを再生していきたいと話していて、被害者救済に関しても問題解決するまで支援するとしているのです。

しかしながら、ある県の被害者女性はカネボウ社員が訪問に来たものの、それっきりで「治ったら連絡して下さい」とだけ言われたとのことでしたので、こういった場合は弁護士に相談するのも手でしょう。

参照webサイト:美白もできる敏感肌化粧品